穴って入るものなんです
拝啓。
夏、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
友人達と3人で初めてケイビングというものに行きました。
"ふーん...洞窟になんか潜って何するの?何が良いの?"って言う人がいたら「何をするのか、何が良いか分からないからチャレンジするんだよ」と言ってあげたい、そんな2020年夏を宜しくお願い致します。
車でトコトコ3時間ほど。
ひたすら山奥を進んでいき、辿り着いたのは街灯も何もないところ。
すぐそばに沢があり、8月とは思えないほど涼しくて心地良い場所でした。
え!ここに入るの!?って思っちゃうほど"ガチな穴"に恐々としつつ入ってみる
"穴は入れるんじゃなくて入るものよ"
そうわよ。
湿度99.9%を体感し、涼しいのに汗をかきながらずんずん奥へ。
途中には匍匐前進をしながらじゃないと通れないギリギリのところを進みテンションはMAX。
指導員みたいな人がいる...
実際指導員でした、居なかったら怖くて進めないわね。
途中でライト消してみたんですけど、光源が一切無いので目が一生慣れない本当の暗闇を味わうことに。怖い。
真の暗闇にいると、前後左右どころかなんだか平衡感覚まで失ってくるような感覚に教われるんですよね、
ケイビング途中でライトが万が一故障したり切れたりしたらガチで死ぬと思いました。
今回のはまだ優しめなほうで、
見せてもらった高難易度の巨大洞窟は全長2km以上とか、ハーネス着けないと死ぬ高低差75mの場所とか色々あるんですね。穴。
あとコウモリとカマドウマいましたね、嫌な人は嫌だろうなと思いつつ...ゲジゲジがいないのに安堵しつつ...あ、出口。
という感じで、無事帰ってきました。
服は全く無事じゃないですが。
やりきった感
楽しいねケイビング。
非日常感が凄まじいのでたまに行きたくなりましたね。
ちなみに一人で行くと結構な確率で死ぬそうなので誰か必ず慣れた経験者と行きましょう。(というか怖くて経験者居ないと進めないと思う)
洞窟横の川で洗い中。
ロケーションがまず良いよねここ。
乾かし乾かし。
キャンプの為だけに来ても楽しいかも。
こうして冒険が終わるのでした。
ケイビング自体は1時間ほどだったのですが、3時間ぐらいいたような密度の濃い体験でした。よき。
帰りは深夜でしたが、そのまま一緒に行ったギタービルダーの友人宅へ行き巨大NCルータを拝みつつオタク特有の深掘った話をしつつ帰宅しましたとさ。
世界的なコロコロのせいであまりどこにも行けない状態なので、今年初めて夏らしいことした気がします。連れてってくれてセンキュ。